尿の「色」に要注意!「 泡立ち尿 」は タンパク尿 かも!? 自分で確認できる「尿の色 カラーチャート」付き書籍発売

 

株式会社主婦の友社は、2019年6月28日に『尿の色 健康手帖』を出版いたしました。

 

トイレに行ったとき、なにげなく尿の色を見て「今日は、ちょっと濃い黄色かな」、「白くにごっているように見える」、「泡立ちがすごい」などと思ったことがありませんか?

じつはこんな「見た目の尿の色や性状」は、体のトラブル、特に腎臓系や泌尿器科系の病気をいち早く察知するサインになるのです。

 

血液と同じように、尿には、全身の臓器や病気の情報が含まれているので、意識的にセルフチェクすることをおすすめします。

 

  • 【ケース1】こんな尿の色が続いたら?
  • 水分を多量に摂ったときに見られる尿は、ほぼ無色透明。体内の水分が増加するので、腎臓の循環血量が増えて、水っぽく色の薄い尿になります。また、薄い色の尿は、アルコールを多量に摂取した時にも見られます。アルコールには利尿作用があるからです。このような色の尿は、だれもが覚えのある尿だと思われますが、一方で、糖尿病や尿崩症で多尿になったときにも見られます。無色透明の尿が長く続くようであれば注意が必要です。
  • 【ケース2】尿が白くにごっていたら?
  • 写真のように尿がやや白くにごっていると、紙コップの底にある模様がややぼけて見えます。多くの場合は、細菌とたたかう白血球が尿に含まれているため、その白血球の白い色が反映されています。ただし、白血球のほか、リン酸塩、炭酸塩、しゅう酸などの結晶が出ている可能性もあり、しゅう酸が多いと結石の原因にもなります。

     白くにごった尿は、腎臓や膀胱などが細菌に感染する尿路感染が疑われますので、早めの受診が必要です。

 

  • 【ケース3】泡立ちがなかなか消えにくい

 

 

次は、色ではなく「泡」に注目。勢いよく尿が出ると泡立ちが見られますが、通常なら時間とともに消えます。

ところが、泡がなかなか消えないことがあり、その場合は、しばらく尿の様子に気を配ります。特に毎日、朝の尿が泡立つとき、同じ時間に泡立ちが見られるときは、注意が必要です。タンパク尿や糖尿の可能性があるので、尿検査を受けて原因を調べましょう。

 

  • 【自分でわかる、「尿の色 チェック手帖」が便利!】
  •  日々のセルフチェックに便利な尿の色カラーチャートで、自分の尿の色と見比べてみましょう!
  • ※切り取って本から外して使える、便利な手帖

 

 

尿の色や性状といった外観は、医師が病気の絞り込みをする目安のひとつとして重視しています。尿の色や性状と病気のおよその関係を知っておくと、泌尿器や腎臓のトラブルにいち早く気づくことができます。

本書は、尿のチェックの仕方、尿ができる仕組み、検査数値の見方、尿に関わる病気解説など、まるごと1冊尿の本です。

 

  • 【監修者プロフィール】
  • 髙橋悟 タカハシ サトル
    日本大学医学部泌尿器科学 主任教授。日本大学医学部附属板橋病院泌尿器科部長。医学博士。1985年群馬大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院、虎ノ門病院、都立駒込病院、米国メイヨークリニック勤務。帰国後、東京大学医学部泌尿器科助教授を経て、現職。高野秀樹 タカノ ヒデキ
    東京逓信病院腎臓内科 主任医長。医学博士。1998年北海道大学医学部卒業後、虎ノ門病院腎センター内科、亀田総合病院総合内科、日立製作所日立総合病院内科勤務、東京大学大学院腎臓内科学専攻、日本医科大学病理学国内留学後、2009年から当院に勤務。医長を経て、2019年より現職。
  • 【書誌情報】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尿の色 健康手帖
髙橋悟、高野秀樹 監修
全書・148ページ
本体1300円+税