この季節、ひと息つきたいとき、「ほうじ茶」を飲んだり、「ほうじ茶」のお菓子を食べたくなる、そのワケは?

株式会社主婦の友社が11月1日に発売した、お菓子研究家・本間節子さんの書籍『ほうじ茶のお菓子』は、日本で初めての「ほうじ茶のお菓子」レシピBOOKになります。

「ふわっと広がる焙煎の香り、熱々の器を両手で包んで口元へ――。
体が温まって、心もほどけます。そんなほうじ茶を生かして、お菓子にしてみたい。
そこからこの本は始まりました」(「はじめに」より)

ほうじ茶がさらにおいしくなり、ポテンシャルは無限大!

 

原料の荒茶(左)とでき上がったほうじ茶。

ほうじ茶は葉を摘みとり、でき上がったお茶を焙煎して作る二次加工茶です。以前は番茶から多く作られましたが、現在は煎茶や碾茶などさまざまなお茶から作られています。
元のお茶の種類によって、香りも味も水色も変わります。茎が入ると甘みが増し、葉からは甘みや渋みやコクが出ます。浅く炒ったもの深く炒ったもの、ウーロン茶のように萎凋(いちょう:加熱する前に葉をしおれさせる)して作られたお茶を焙じたものなど、焙煎の度合いや製造方法もバラエティ豊か。近年、使用するお茶の品質が上がり、そのポテンシャルや可能性ははかりしれません。

 

                   [長崎・東彼杵町]
                    棒ほうじ茶(茶友)
                    碾茶の茎を深煎りしたお茶

 

                  [静岡・静岡市]
                                                      半発酵のほうじ茶(丸高農園)
                                                      ウーロン茶のような爽やかさ

 

                    [宮崎・五ケ瀬町]
                                                     花香ほうじ茶(宮﨑茶房)
                                                     花の香りとぶどうのような風味

 

ほかのお茶よりカフェインやカテキンが少なく、やさしい

一般的にお茶の効能は、抗酸化作用(老化防止)、抗菌作用(食中毒、インフルエンザなど)、虫歯予防、口臭抑制、血圧・血糖値の降下作用などがあるといわれています。ほうじ茶の場合、それに加え、ほかのお茶とくらべてカフェインやカテキン(苦み成分)が少なく、子どもから妊婦の方、お年寄りまでより安心して飲めるお茶としてますます人気です。さらに「ピラジン」という成分が含まれ、血行を促すといわれています。比較的寒い地域でほうじ茶の消費が多いのはそのためです。

 

黄金色の茶葉(左)と淹れたほうじ茶。

「淹れるとき、失敗しない。
カフェインが少なく、子どもも安心して飲める。
価格が手ころで、そしてなによりおいしい。
そんな気どらない魅力が、ほうじ茶にはたくさんあります」(「はじめに」より)

 

ほうじ茶を生かしたお菓子づくりが1年中楽しめる本です

「ほうじ茶のお菓子は、味わいがやさしくて、穏やか。
香ばしさや甘みがあって、すっきりして、とても自然です」(「はじめに」より)

                  チョコ&シュガードーナツ

 

                  柚子のシフォンケーキ

 

                  わらびもち

 

                  ほうじ茶ゼリー

 

この本では、パウンドケーキやスコーン、ドーナツ、クッキーなどまいにち食べたい「いつものおやつ」(1章)から、ロールケーキやシフォンケーキ、タルト、チーズケーキ、マカロンといった「特別な日のお菓子」(2章)、わらびもちやまんじゅう、こはくなど「和風のお菓子」(3章)、ゼリーやババロア、ジェラートなど「冷たいお菓子」(4章)まで、一年中楽しめる40レシピをポイント写真とともにわかりやすく紹介しています。

ほっとひと息つきたいとき、「ほうじ茶のお菓子」は心をやさしく、ほぐしてくれます。

 

 

お気に入りの生クリームやジャム、飲み物といっしょに楽しんで。

 

 

◇著者プロフィール
お菓子研究家、日本茶インストラクター。
本間節子(ほんま・せつこ)さん

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅で少人数のお菓子教室「atelier h(アトリエ・エイチ)」を主宰。
季節感と食材の味を大切にした、毎日食べても体にやさしいお菓子を提案している。お菓子に合う飲み物、お茶にも造詣が深い。雑誌や書籍でのレシピ提案、日本茶イベントや講習会など幅広く活動している。著者に『日本茶のさわやかスイーツ』『あたらしくておいしい日本茶レシピ』(世界文化社)ほか多数。

 

◇書誌情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ほうじ茶のお菓子』
本間節子・著
2019年11月1日発売
本体1,400円+税